先日お知らせしましたように、本日10月20日、
2018(平成30)年の秋の『学習会』を開催しました。
今回は従来の堺市文化祭の一貫としての開催ではなく、
当会独自の学習会でした。
若井副会長が講師となり、特に戦後からの歴史研究において、
「行基」がどう位置付けられてきたのか、その変遷をたどる
ものでした。「時代時代によって行基さんの存在・意味が新たに
なっている/行基は古代史における重要な論点であるから、
これからも更に変わっていくだろう」とのことでした。
参加者の方からは「民俗学から行基さんを研究しているが、
今日は来てよかった」「行基は唯識=法相宗を学んでいるが、
その点がまだ研究が進んでないのではないか」など、活発な
声がありました。
行基さんは魅力ある、しかしまだ謎の多い人物であることも
認識を新たにしました。
●堺行基の会 『学習会』開催内容
・日時:2018(平成30)年10月28日(日)14:00~15:30
・場所:サンスクエア堺(堺市立勤労者総合福祉センター)
〒590-0014堺市堺区田出井町2-1
・講師・テーマ:若井敏明副会長『行基はどう語られてきたか』
▲会の冒頭で挨拶する吉田会長
▲行基について語る若井副会長
▲『行基はどう語られてきたか』レジュメ(クリックすると別画面で拡大)