前回の新着情報でもお知らせしましたように、
本日1月26日(日)、「学習会・茶話会」を開催しました。
●日時:1月26日(日)14:00~16:30
●場所:堺市勤労者福祉会館(サンスクエア堺・JR堺市駅前)
●講演:森明彦副会長「調庸運脚夫への給粮と行基の布施屋」
※講演後、参加者にて茶話会を実施。
暖冬のためか、寒くもなく、ちょうどよい天候で、多数の
方にお集まりいただきました。ありがとうございました。
講演は森副会長による「調庸運脚夫への給粮と行基の布施屋」。
「調庸=税」を全国各地から都がある畿内まで運ぶのは、
電車も車もない当時、途轍もない苦労だったと思います。
しかし、実際には行きがけの食糧・銭が支給されるだけで、
帰りは自分達の力で旅をしなければならなかったそうです。
それで病に倒れたり、行き倒れになって死んだりする人が続出。
行基が畿内の各地に布施屋を置いたのは、全国の街道沿いだったこと、
また、調庸を運ぶことで上記のような問題が出てきた時期と
重なるということでした。
講演後は参加者にてお茶とお菓子をいただきながら談笑しました。
自由な意見の発表や質疑応答、自己紹介などをしました。
また、会員の方には近々今春の史跡巡りについてお知らせいたします。
今回は南河内方面を予定しております。
ご案内とこのホームページでのお知らせをお待ちください。
▲吉田会長の冒頭のあいさつ
▲森副会長の講演の様子
▲講演会場の様子